今日の大阪は一日中雨でした。
そんな中、今日はたくさんの嬉しいご報告です。
まずは、あゆむ・ボタンの巣立ちの模様です。
出発前の写真撮影なども交えて、どうぞご覧ください。
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今日はあゆむとボタンの巣立ちの日ということでしたが、朝からあいにくの雨。
ですが、2匹をそれぞれのご家族の元に送って行くべく、早朝大阪を出発。
犬舎へ2匹を迎えに行きました。
そこで、まだ家族が決まらないたくまに久しぶりに会い、写真を撮影。
雨だったので、車にのっけて写真をとったのですが、たくま、めちゃくちゃ元気のやんちゃくれで、まったく言う事を聞かず・・・。
じっとしなさい・・・と言えば、この状態。(汗)
車から飛び降りたりしても危ないので、しかたなしに、抱っこして撮影しました。
いやあ〜、元気まんまん。
目は見えていないし、かわき気味なので、目薬の必要ありですが、悪いとこはそこのみという感じで、それはそれば動く動く。
募集要項では伝えきれない、元気さにあふれていました。
目が見えなくって、かわいそ・・なんていうのは、まったくたくまには必要なしです。
どうぞ、やんちゃな男の子わんこでも平気よ・・・という方、ご家族になってください!
そして、続きに新入りクンのチワワのスムースの男の子・マンボーの撮影です。
こっちは2キロくらいのちっこい子でしたが、こわがりで、私達にはうーっ・・・。
こんなちっこいくせに・・・と思ったのですが、どこかさっちゃんを思いだします。(笑)
たぶん、無理強いしたら、噛むだろうなあ・・・って感じです。
この子もやんちゃで、犬舎を脱走したというツワモノ。
でも、あとで、トボトボと帰ってきたという逸話に、思わず笑いながらの撮影です。
まだ3歳で、人みしりはありますが、慣れたらかわいいひとなつっこい子です。
血が濃いために繁殖犬としては不適合という子で、3歳にして引退犬です。
左後ろ脚が脱臼しやすいということで、一度は犬舎からでたけれど、戻って来た子です。
顔のまん中に白い流れ星・・・これトレードマークですね。
かわいい子ですので、どうぞご家族希望の方がおられましたら、よろしくお願いします。
ということで、雨がジャージャー降りなので、撮影の間、キャリーバッグに入れて積んでいたあゆむとボタンと急ぎ出発です。
あゆむは車の中でもさみしくなると、クンクン鳴きます。
ちょっと声をかけると、鳴きやみます。
そんなあゆむの里親さんは、兵庫県宝塚にいらっしゃいました。
犬舎から車で一時間あまり。
到着すると、待たしておくのはなんなので・・・ということで、ボタンもいっしょにお家の中におじゃましました。
あゆむのご家族になってくださったのはとても優しそうなご夫婦。
心穏やかそうにお話されるご主人は優しい笑顔で私達の話にじっくり耳を傾けてくださり、誠実な応対をされる紳士。
ご主人はどちらかというとねこ派・・・という事で、こちらには、あゆむの兄弟になってくれる、9匹のにゃんこたちがいました。
あらゆるところににゃんこたちへの配慮がされたお家で、にゃんこたちの幸せな生活ぶりがうかがえます。
お家がおっきく広いので、にゃんこたちはあちこちにいて、私達が居る間に出てきてくれたのは、6匹。
みんな優しい、かわいい子たちばかりです。
とくに大和君というにゃんこは、あゆむに興味しんしん。
ずっと、私達のそばをつかず離れずにいて、すぐにあゆむと仲良くなってくれそうな、めちゃくちゃイケメンにゃんこでした。
うかがう前に、たくさんにゃんこたちがいるので、いろいろな質問もさせていただきましたが、それに嫌なそぶりすら見せず丁寧に答えてくださって、奥さんの「彼らの日向での寛ぐ姿を見るのが私達の幸せな時間です」とおっしゃった言葉にうたれて、譲渡を決めさせていただきましたが、想像通りのすてきな方で、「会ったら泣くかもですが、驚かないで」とおっしゃられた通り、少し涙ぐまれたのが印象的でした。
わんこ派とおっしゃる奥さんは、メールのままの優しい、ちゃきちゃきした方で、そうそうにおしっこをしたあゆむとボタンのおしっこをさっさと片付けで、「ここでたくさんしていったら、ボタンちゃんも車の中ででなくていいわよ・・」と言われて、「2匹おいていってもらってもいいのに・・・」といってくださったのですか、「いやいや、この子は今から奈良に行くんですよ」というと、ボタンに「遠いからね」とたくさんお水を飲ませてやってくださいました。
6月に先住のわんこを亡くされたとのことで、そんな悲しい中、あゆむに目を向けてくださいました。
なんだか、その穏やかなご夫婦の作りだす雰囲気の中で、ついつい長居しそうになってしまったのですが、ボタンのお届けの時間がせまっていたので、恒例のお写真をいただき・・・。
あゆむにバイバイして、車に乗り込みました。
次にボタンのご家族の待つ奈良へ。
奈良までは高速を飛ばしても少し時間がかかります。
その間、ボタンはしずかーにしていました。
あゆむが乗っていた時は、くんくんずっといっていたので、なんだか乗っているのを忘れそうなくらい静かです。
1時間ほど車で走って、ボタンのご家族の待つお宅に到着です。
チャテムを鳴らしても出てこられないので、お電話してみたところ、ご近所までお買い物に出ておられたところで、1分もしないうちに帰ってこられました。
こちらは、お母さんとお嬢さんがボタンを迎えて下さいました。
やり取りはずっとお嬢さんとさせていただいていたのですが、こちらのお母さんもとてもかっこいいちゃきちゃきしたお母さんで、今までいたわんこやうさぎのことをたくさんお話してくださいました。
おっきなゴールデンレトリバーがいたこともあるとのことで、そんなおっきな子のお世話をされてきたのなら大丈夫と、安心しておまかせすることができました。
お家の中はかわいい小物がたくさんあって、「かわいいですね」というと、「私が好きでね」と言われたのですが、ああした小物はすぐにほこりまみれになるのに、隅々まで掃除が行き届いていて、すごいなあ・・・と、そこにも驚きながら、ボタンの様子を見ていると、お二人の温かい雰囲気に包まれて、とてもくつろいだ様子。
こちらでも、「うちが先なら、2匹とも置いて行ってもらったのに・・・」と、あゆむの里親さんと同じようなお話をされて、思わず「先程もそう言われたのですが・・・」と笑ってしまいました。
お嬢さんも誠実な方で、無口であまりおしゃべりはされませんでしたが、私達とお母さんがおしゃべりする中、もくもくと買ってきたボタンのかわいいベッドを用意して、あの子が過ごしやすい場所を作ってくださっていました。
お家はこちらも広く、ボタンはうしろ足の筋力が少し衰えて見えたので、この広さなら、それだけでもボタンにはいい運動になるだろうなあ・・・と思ったのですが、近くにはいい散歩コースもあるとかで、いい環境の中、飼っていただけるとのことがうれしく、恒例の写真をいただいて、お家をあとにすることにしました。
私達が出発前に、たたみの上におしっこをしたボタンですが、それでも「いいよ、いいよ、そんなの」と気にされた様子もなく、その様子に安心して、ボタンとバイバイして、こちらをあとにしました。
スタッフには、ボタンという名前には、前に里親さんのもとに出した子の思い出がありました。
その子は1年で亡くなってしまいましたが、その子の分まで、この子は長生きしてほしいなあ・・・と、そんな思いで、家路につきました。
帰りの車で早々にお嬢さんからのお礼のメール。
どちらも、とてもいいご家庭で、2匹の幸せが見えるようでした。
簡単ではありますが、今日のあゆむ・ボタンの巣立ちのご報告とさせていただきます。
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そして、今日はもう一件。
とてもうれしいお知らせです。
アンちゃんのお母さんのご縁で、グラスの里親さんが決定しました。
いろいろ紆余曲折合った子ですので、本当にいろいろ感慨深いものがスタッフにはあります。
みなさんにもたくさんご心配おかけしましたが、グラスは12月17日、巣立ちます。
また、改めて、その模様はご報告します。
アンちゃんのお母さん、本当にありがとうございました。
とり急ぎ、お礼のことばに代えさせて頂きます。